西洋の行動規範、考え方がまったく当てはまらない未知の国日本。その日本を相手に戦うことになったアメリカは、日本人の行動や性格、その特有の思考方法を知る必要に迫られた。美を愛し菊づくりに秘術を尽くす一方で、刀を崇拝し、最高の栄誉を武士に与えるという、欧米の文化的伝統からすると矛盾を含む日本人。戦時中でもあり日本での現地調査ができない中でのルース・ベネディクトのこの研究成果は、われわれ日本人にも多くの教訓を与える「日本人論」として、長く読み継がれている。
(本書の英文は、ラダーシリーズ レベル3『菊と刀』に若干の修正を加えたものです。)
同じルールでゲームをしているとき、日本人は幸福なのです。それがなくなると、どうしていいかわからず、驚愕します。
(本文より)
ニューヨーク生まれ。文化人類学者。ヴァッサー大学卒業後、アメリカ人類学会の設立にも尽力したコロンビア大学のフランツ・ボアズの指導のもと人類学の研究を始めた。第二次世界大戦中の1944年にアメリカ情報局の依頼で日本関連の調査を開始し、2年後、その研究成果を『菊と刀』として出版した。
米国在住のビジネスコンサルタントおよびトラベルライター。旅行誌など多数に、旅、文化、歴史に関する記事を寄稿。東京とニューヨークをベースに取材、撮影、インタビューなどをするプロダクションを運営。日本人に向けたビジネスコミュニケーションに関する書籍を多数執筆。その分野のコンサルタントとしても活躍する。
書籍情報
| 学校採用 | |
|---|---|
| ISBN | 978-4-7946-0097-4 |
| タイトル | 菊と刀(縮約版) (The Chrysanthemum and the Sword) |
| 著者 | ルース・ベネディクト (著者)、西海コエン (訳)、ジェイク・ロナルドソン (英語縮約) |
| 紙書籍定価 | 1,650円 |
| 出版社 | IBCパブリッシング |
| 初版刊行 | 2011/08 |
| 言語 | 日本語・英語バイリンガル書 |
| ページ数 | 184 ページ |
| 判型 | 新書サイズ |
| 本のサイズ | 188 x 133mm |
| シリーズ分類 | 対訳ニッポン双書 |