思想家あるいは教育家として著名な新渡戸稲造(にとべ・いなぞう)が、日本人の道徳観の核心となっている「武士道」について、神道や仏教あるいは儒教の精神を典拠としつつ、西欧の哲学や騎士道と対比しながら、日本人の心のよりどころを世界に向けて解説した名著。戦前の国際連盟事務局次長を務めた責任感から、日本人を世界に広く知ってもらおうとして自ら英文で書いたものであり、現在でも日本人の心を知ろうとするとき、真っ先に読まなければならない必読書とされている。当時の米国大統領セオドア・ルーズベルトも『武士道』を読み感激した一人である。
盛岡生まれ。札幌農学校在学中にキリスト教徒となる。1884年に米ジョン・ホプキンス大学に、87年には独ボン大学に留学し、91年に米国人メリー・エルキントンと結婚する。帰国後は第一高等学校校長、帝国大学教授、東京女子大学初代学長などを歴任し、1920年から26年まで国際連盟事務次長として活躍。また、米国で療養中に英語で執筆した『武士道』は、各国語に翻訳され、セオドア・ルーズベルト米大統領を始め多くの人々に影響を与えた。
書籍情報
| 学校採用 | |
|---|---|
| ISBN | 978-4-89684-692-8 |
| タイトル | 武士道 (Bushido: The Soul of Japan) |
| 著者 | 新渡戸稲造 (著者)、樋口謙一郎 (訳者)、国分舞 (訳者) |
| 紙書籍定価 | 1,540円 |
| 出版社 | IBCパブリッシング |
| 初版刊行 | 2008/05 |
| 言語 | 日本語・英語バイリンガル書 |
| ページ数 | 308 ページ |
| 判型 | 新書サイズ |
| 本のサイズ | 188 x 133mm |
| シリーズ分類 | 対訳ニッポン双書 |