これからの日本人のこころの在りかた、それは品格のある国家、気概のある国民、そして夢のある世界のために、古の知恵を知り、新たな世界観を樹立することではないか。
混迷の時代、価値観の異なる国々が調和していくためには、西洋文明では限界にきている。世界の共生を考えたとき、「多様性の受容」「共生の思想」を持つ日本の価値観こそがそのヒントとなる。いまこそ、私たち日本人が古来の叡智を思い返し、共生のための新たな世界観を世界に発信していかなければならない。そのために、私たち日本人がやるべきこと、なさなければならないこととは。
世界の共生をなぜ日本から始められるかといえば、日本は一つの物差しで、たとえばある宗教によって全体が染まっているわけではないし、なんとか主義という思想ののもとで、社会がひとつに染まっているわけでもありません。逆に古今東西の思想・哲学・宗教などのいいとこ取りができる国だと言えます。柔軟で抵抗感がないからこそ、新しい文明を切り開くチャンスがあるのです。
著者「あとがき」より
衆議院議員
文部科学大臣
教育再生担当大臣
東京オリンピック・パラリンピック担当大臣
昭和29年群馬県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。平成元年東京都議会議員に初当選、以来2期7年を努め、平成8年より東京11区より初当選 (現在連続7期目)。9歳の時、父の突然の交通事故死により苦しい生活がはじまる。高校・大学を奨学金のおかげで卒業できた。その間、多くの人々に助けられ「皆に恩返しを」という気持ちが高まる。また大学時代に早稲田大学雄弁会の幹事長等を経験し、日本をリードしていく情熱あふれる人々との出会いにより、自分の進むべき道は政治家であると確信する。以来、その使命感が原動力となり、「教育改革を通して日本の再構築」を実現することを目標とし、活動している。第一次安倍内閣の内閣官房副長官、第二次安倍内閣にて文部科学大臣 教育再生担当大臣、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣として活動中。