フォッグは、クラブの仲間と賭けをし、80日間で世界を一周する旅に出ることに。同じころ、ロンドン市内の銀行から紳士風の男によって大金が盗まれた。フォッグ氏が犯人だと考えたフィックス刑事は、逮捕すべくそのあとを追う。はたして犯人はフォッグ氏なのか。そしてフォッグ氏は約束の時間にロンドンに戻ってこられるのか。インドから香港、そして日本へ。忠実な召使いパスパルトゥーを連れて、今、世界一周の旅が始まる!
フランス、ナント生まれ。パリの法律学校に在学中、デュマ父子と出会い、劇作家を志すようになる。やがて創作の場を演劇から小説へと移し、フェリックス・ナダールの気球に触発されて書いた小説『気球旅行の五週間』(1863) で一躍流行作家となる。その後、『海底二万マイル』『十五少年漂流記』など多くの作品を残した。今日、H・G・ウェルズとともにSFの父として知られている。