日本の学校では教えてくれない、だけど知っていれば海外での生活で必ず役立つ単語を紹介します。また、コミュニケーションの場面で相手に誤った印象を与えないように、本書ではことばの使い方や微妙なニュアンス、文化的な背景もしっかり解説しています。
外国語を学んでいく中で一番おもしろいのは、言語を通じて人々の生活感覚や文化の違いが見えてくることだと思います。たとえば、日本では幼稚園児でもカナブンとカブトムシの違いくらいは知っていますが、英語ではどちらも beetle です。逆に英語で明確に区別される square と rectangular は日本語ではいずれも四角といえます。また、英語圏でよく使う resource や utility のように、日本語には同じ範囲をカバーする訳語がないので、訳すたびに四苦八苦しなければならない英単語や、「軽自動車」のように英語に対訳語が存在しない日本語もあります。英語が使われている社会で生活していると、そうした違いが生まれた理由について「なるほど」と思うことがよくあります。また、そこから逆に今まで気にもとめていなかった日本の文化に気付くこともあります。
ー 著者「まえがき」より
1960年東京生まれ。ニューヨーク在住。成城大学文学部国文学科卒業。ニューヨーク大学フィットネス・マネージメント学科修士課程修了。広告代理店コピーライター、マーケティング・コンサルティング会社勤務などを経て、1992年よりフリー。著書に『英語で訴える病気の症状』『アメリカに行こう』『日本の料理』(IBCパブリッシング) など。