入院先のベッドの上で苦しみもがく男のために、同室の老人が語った窓の外の風景とは?
(Through the Window / 窓の向こう側)
なぜ、少年は疲れきった父親の時給を知りたがるのか?
(The Price of Love / 愛の対価)
など、忘れかけていたものが蘇ってくる10の短篇を日英対訳で。
荒木経惟の花の写真が、珠玉のストーリーを彩ります。
巻末ワードリスト付き。
本篇には、欧米で口コミで伝えられている「Heartwarming Story (ちょっとしたいい話)」を素材にし、著者が創作した作品も含まれています。
アメリカの小さな町で生まれる。スタンフォード大学でアメリカ・ヨーロッパ文学を専攻。おもに旅行や異文化コミュニケーションについて雑誌、新聞などに寄稿しながら、掌品の執筆活動をつづける。その繊細な筆致と、人間の機微を描く才能は高く評価されている。2002年より東京在住。旅と読書が趣味で、人の話を聞くことをこよなく愛す。